ヒアルロン酸注射失敗は東京・神奈川・埼玉・千葉の美容外科相談室へ

24歳、女性。下まぶたヒアルロン酸注入によるクマ修正、他院修正
某美容外科で目の下のくま修正のためにヒアルロン酸を注入してもらった症例です。治療後、目の下がプクっとふくれて、かえって目立ち友人に指摘されるようになりやり直し治療を希望されていました。目の下のクマ取り目的にクマの段差部分にヒアルロン酸が多量に注入されている状態でした。注入されていたヒアルロン酸の一部をヒアルロン酸分解酵素のヒアルロニダーゼで溶かし、更に新たなヒアルロン酸を注入し目の下を平坦にし、クマを目立たなくしました。自然な感じでクマが消えて喜んでいただきました。
下まぶたは皮膚が薄いためにヒアルロン酸注入のトラブルが起きやすい部位です。ヒアルロン酸注入により膨れてしまったり、デコボコになってしまったりすることがあります。そのような状態でも修正は可能です。ヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダーゼを用いて、前医で入れたヒアルロン酸を溶かす場合と、前に入れたヒアルロン酸の周りに新たにヒアルロン酸を注入して平坦にする場合があります。最近プチ整形の修正が増えています。諦めないで御相談いただきたいと思います。

27歳、女性。ヒアルロン酸注入、唇を厚くする、他院修正
某美容外科クリニックで口唇を厚くするために注入治療を受けた症例です。上口唇が不均一にふくれてゴツゴツしてしまったので、修正を希望されていました。上唇の右側にヒアルロン酸が多く入り全体的にごつごつしている状態でした。上口唇にヒアルロン酸の再注入を行い、表面が滑らかでポッチャリとした厚い口唇を作りました。
唇が薄いと冷たい印象に見えるということから、唇にヒアルロン酸を入れる方がいらっしゃいます。更に最近のアイドルの影響でしょうか、アヒル口が流行っており、唇にヒアルロン酸を入れるケースが増えています。唇にヒアルロン酸を入れることが多くなるに伴い、トラブルケースも増えているようです。唇が不均一でゴツゴツし、左右差が出ることがあります。このような場合はゴツゴツした部位にヒアルロン酸を追加注入して、滑らかにすることで修正が可能です。口唇のプチ整形は左右差が出やすいので注意してください。

60歳、女性。顎プロテーゼ施行後、ヒアルロン酸注入によるアゴ形成
アゴが低く、某美容外科でアゴプロテーゼによりアゴ形成手術を行った症例です。プロテーゼが上手く入っていないようで、アゴが右にずれて見えるので、そのクリニックに行ったものの、「これ以上は無理。」と断られたために、他院修正を希望されました。アゴプロテーゼが右にシフトしており、アゴプロテーゼを入れ替えて正中の位置に矯正することがベストと考えましたが、切りたくないとのことであり、ヒアルロン酸注入により、プロテーゼの変位を矯正しました。ヒアルロン酸をアゴプロテーゼの左側に注入して、プロテーゼがずれていうのを目立たなくしました。
アゴや鼻のプロテーゼがずれて入っているために修正を希望される方が多くいらっしゃいます。原則的に、プロテーゼの入れ替えが必要になりますが、軽症であればヒアルロン酸の注入で修正ができる場合もあります。プロテーゼの位置が気になる方は、経験豊富な医師に相談されることをお勧めいたします。