鼻整形失敗は東京・神奈川・埼玉・千葉の美容外科相談室へ

20歳　女性。鼻プロテーゼ入れ替え
2年前に某大手美容外科で鼻プロテーゼによる隆鼻術を行った症例です。プロテーゼが右にシフトしグラグラ動く、鼻先が上を向いて鼻背が低い、自分の希望とは全く違う形なので欧米人型の鼻になりたいということで御相談を頂きました。前回のプロテーゼを抜去し、鼻背が高く、鼻尖が下を向いた欧米人型の鼻に作り変えました。希望の仕上りに喜んでいただけたようです。
鼻背が低く鼻尖が上がった日本人は、欧米人型の鼻に憧れを持つようです。欧米人型の鼻を作るためには、鼻尖を下に向けて鼻背を高くする必要があります。鼻プロテーゼのみでも欧米人型の鼻にある程度は近づけることができるために喜ばれています。

23歳、女性。鼻幅縮小手術、小鼻縮小手術他院施行後
鼻が横に広がっているのが嫌で、自宅近所の美容外科クリニックで鼻幅縮小手術をしてもらったと症例です。しかし手術後も鼻が横に広がり鼻幅が変わらなかったので再手術の御相談を頂きました。鼻尖はちょうど良い高さであり、横幅のみ広がっている状態でした。鼻の穴の内側を切開し鼻の横幅を縮小しました。自然な感じに鼻幅を縮小することができ、希望通りで満足していただけたようです。
鼻の横幅が横に広がりと、鼻がつぶれて鼻の穴が大きく見える、ダンゴ鼻に見えるのは日本人やアジア人に共通した特徴です。欧米人型のスッキリした鼻を希望され鼻幅縮小手術をされる方が多くいらっしゃいますが、この手術は技術差が出やすく、時に希望通りにならないことがあります。修正を希望される方が多く御相談いただきます。こ最初から経験豊富な医師に相談し、できるだけ修正手術避けていただくことをお勧めします。

28歳　女性。他院プロテーゼ抜去、傷修正
数年前に海外で鼻プロテーゼ手術を行った症例です。鼻プロテーゼが右方向に偏移し、赤くなり皮膚を突き破って左鼻孔から飛び出してきていました。プロテーゼを入れた腔から膿が出ている状態で、飛び出してきたプロテーゼを抜去し、鼻腔を良く消毒し、傷を修正しました。「飛び出してきた時はもうだめかと思いましたが、きれいに修正してもらい満足しています。」と喜んでもらいました。
海外でプロテーゼを入れたプロテーゼはかなり大きく厚いものが入っていることがあり、皮膚に大きな負担がかかり飛び出してくることがあります。鼻プロテーゼが飛び出してきた場合、そのまま放置しても治りませんので、できるだけ早く受診していただく必要があります。早めに処置をしないと傷が目立つ場合があります。再度プロテーゼを希望する場合は、一時的にプロテーゼを除去して、感染症状が治まった時点で再度プロテーゼ挿入を行うのが良いとアドバイスしています。

35歳、女性。鼻プロテーゼ入れ替え
9年前に某美容外科にてI字型プロテーゼにより隆鼻術を行った症例です。隆鼻術後もプロテアーゼが浮き上がって見える、鼻背部分が低い、鼻尖が丸くて鼻先が上に上がって見える等の不満が残ったために、今回やり直し手術について御相談を頂きました。短いI型プロテーゼが皮下の浅い層に入っており、鼻が短くダンゴ鼻の状態に見るために希望通りでないと考えられました。L字型のプロテーゼに入れ替えて鼻先の尖ったスッキリした鼻に修正しました。希望通りになり喜んでもらったようです。
最近の患者様は非常によく勉強されていて、鼻プロテーゼはI型とL型のどちらが良いかなど質問されることがあります。一般的にＩ型プロテーゼは、手術が簡単で安定した効果が得られますが 鼻先や鼻橋の加工ができないために、鼻の形で不満が残る場合があります。Ｌ型プロテーゼは鼻尖や鼻橋の加工が可能ですが、手術が難しく上級者でないと鼻尖に無理がかかる場合があります。鼻プロテーゼの入替の患者様はとても多く、I字型プロテーゼをL字型に入れ替えることもあれば、L字型プロテーゼをI字型に入れ替えるもあります。大切なことはその方の現在の状態と希望をよくわかったうえでプロテーゼの形を選択する必要があるということです。ですから一概にどちらのプロテーゼが優れているということは言えません。鼻プロテーゼを入れたが不満が残る方は、一度ご相談いただきたく思います。適切なアドバイスが可能です。

58歳　女性。他院鼻プロテーゼ入れ替え
30年前に、他院で鼻プロテーゼ隆鼻手術をしてもらった症例です。術後は特に不満はありませんでしたが、最近少し痩せたらプロテーゼが曲がっているのが分かるようになったので、鼻プロテーゼの入替え治療を希望され御相談いただきました。古いプロテーゼが、右にシフトして鼻が曲がって見えました。更にプロテーゼは皮下の浅い層に入っていて、鼻背部の固定が悪く、グラグラ動く状態でした。古いプロテーゼを取り出して骨膜下に新たなスペース作り、新しいプロテーゼを鼻に合うように加工して挿入しました。プロテーゼが鼻の中央に来て、プロテーゼが入っていることが分からなくなりました。
数十年前の修正手術の方にも御相談いただいています。初期の隆鼻術は現在のようなソフトシリコンがなかったために、先代の美容外科の先生方はいろいろ工夫して使用していたようです。症状がなければ特に入替の必要はありませんが、左右に変位していたり、曲がっていたり、グラグラ動いたりする場合は、入替をした方が良い場合も多いようです。一度御相談されることをお勧めしています。